兵庫県加古川市の和楽器専門店 アコヤ楽器
ブログ担当 三代目の安藤 剛です。
みなさまこんにちは。
邦楽を取り上げた「タモリ倶楽部」がやっと関西で放送がありました。
(珍しいことなので僕は2回も見てしまいました。)
見られてない方にちょっと細かく紹介してみます。
邦楽ジャーナル・田中隆文編集長に、
タモリ
マキシマムザホルモン(ナヲちゃん・ダイスケはん)
ビビる大木
が質問する形です。
邦楽ジャーナルは邦楽の雑誌ですが「J-POPは載ってません」
ので、純邦楽といういい方をされてます。
純邦楽とは「声明・雅楽・能楽・浄瑠璃・民謡・器楽(箏・尺八・琵琶・三味線ほか)」など
のことを指します。
当時流行っていた情報雑誌「ぴあ」には純邦楽が載っていなかったため、創刊に至ったようです。
1987年発行の創刊号は16ページ中8ページが広告という無理はしない形でスタート。
モットーは「情報と本音の雑誌」だそうです。
毎号読ませていただいてますが、本音の雑誌であるのは確かです。
現在6名で運営されてます。
邦楽ジャーナルが選ぶ純邦楽3曲
・六段の調べ(箏・三絃・尺八)
・鹿の遠音(尺八)
・元禄花見踊(長唄)
どこかで耳にしたことがあるなぁ~という曲です。
聴かれたことのない方は1度聴いてみて下さい。どれも名曲です。
邦楽ジャーナルは尺八の特集が以外と多く「虚無僧」を好まれてます。
田中編集長も尺八を吹かれてましたがかなりお上手なようです。
箏爪をはめる際に便利な「つめ美人」という商品を紹介されてました。
箏爪をしっかり指にやさしくつけるコラーゲンのゲルです。
当店のお客さまも好んで使われております。
最近人気の和楽器バンドやエレキ三味線についても語られ純邦楽が盛りだくさんの番組でした。
最後にタモリ倶楽部と言えば...
「空耳アワー」
久々に見たらやっぱりおもしろかった。
いつか純邦楽で空耳アワー見てみたいですね。
みなさん、邦楽ジャーナルを一度読んで見て下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
兵庫県加古川市の和楽器専門店 アコヤ楽器
ブログ担当 三代目の安藤 剛です。
みなさまこんにちは。
今回は初の試み。
1曲目の「六段の調」を全社中合同で行いました。
総勢約70名。
華やかに演奏会がはじまりました。
リハ写真しかなく申し訳ございません。
賛同出演 絃方10社中・全14曲
1.六段の調
2.本曲 若葉
3.みだれによる嬉遊曲
4.胡茄の歌
5.追分に寄せる幻想曲
6.じょんがら五重奏
7.鶴寿楽
8.花笠スケルツォ
9.稚児桜
10.花・鳥・風・月
11.千鳥の曲
12.平和の山河
13.四季の柳
14.杜子春Ⅱ
素晴らしい演奏会となりました。
主催: 新都山流 東はりま幹部会
後援: 稲美町 稲美町教育委員会
最後まで読んでいただきありがとうございました。
兵庫県加古川市の和楽器専門店 アコヤ楽器
ブログ担当 三代目の安藤 剛です。
みなさんこんにちは。
全国邦楽器商工業組合連合会(以下、全邦連)では、
筝曲を学ぶ方にぜひ習得して欲しい曲』として50曲を選定し
皆様に活用して頂く事を目的に、
『全邦連がお薦めする筝曲100選』を企画しております。
現時点、まだ途中経過の段階ですがみなさまに少しでも知って
もらえれば筝曲界(邦楽界)のお役にたてるのではと思い...
当ブログから曲紹介等をさせていただこうと思いました。
集計は、向上企画委員会委員長・吉﨑楽器店さん
が集計されたものです。
(のちに正式発表がありましたら改めてお伝えいたします)
では、現時点の初級1位をまず紹介させていただきます。
曲 「六段の調べ」
楽譜 大日本家庭音楽会 発行
※楽譜は他にも発行されてます。
六段の調べは今から三百年以上も前に、八橋検校という人によって作曲されたものです。私達が伝統音楽として今日聞く筝曲は、この八橋検校から始まるもので、筝曲の祖とよばれています。この六段の調は、室町末期に現在の福岡県久留米市の善導寺の僧、賢順によって大成された筑紫箏にある輪舌(りんぜつ)を素材にして作曲されたものと伝えられています。単なる一地方の音楽に過ぎなかった筑紫箏に、近代性と高い音楽性を付与したのが八橋検校であり、「六段」の他「みだれ」「八段」等の器楽曲と十三曲の歌曲を作曲しています。その後隅山・生田・藤池・山田等の職業音楽家に弾き継がれ全国に拡まって今日にいたっていますが、特にこの六段の調べは易しいながらも、その気品に溢れる美しい旋律ゆえに古典の代表的名曲とされています。
筝曲は六段にはじまり六段に終わるという言葉があるくらい奥深い曲です。
兵庫県加古川市の和楽器専門店 アコヤ楽器
ブログ担当 三代目の安藤 剛です。
みなさまこんにちは。
全国邦楽器商工業組合連合会(以下、全邦連)が岡山行われました。
店主は理事を努めておりますが今回は私が変わりに出席しました。
昼からの総会に向け加古川から岡山市内まで車で下道をたらたら走り約3時間で到着。
全国から邦楽器業界の方が多く参加されてました。
一般の方へお伝えしやすいお話になると、
日本の伝統楽器「琴」で、東京オリンピックにおける「おもてなし」先取り企画。
空港に到着された海外の方へ「琴」の演奏で「おもてなし」しようということです。
全国各地で主に筝曲コンクールがあるので、コンクールに参加してもらうための告知など。
この6月にも熊本で筝曲コンクールがあり、当店のお客さまも出場されました。
【全邦連がお薦めする筝曲100選こちらからもアンケート募集いたしております。】
http://www.zenhouren.jp/enquete/index.php
箏をはじめられる方やご指導にあたる方にも非常にお役にたつと思います。
☆今後の邦楽界発展するためにもご協力お願いいします☆
当店でもこれからお客さまの協力をいただこうと思っております。
よろしくお願いいたします。
その後、和楽器講習会がありました。
琴の甲(表面)の傷直しなど。(琴柱を倒してしまったりとすると甲がへこんだりしますよね)
こういう技術を惜しみなく教えていただける職人は全邦連だからこそだと感じます。
懇親会で講習していただいた方が、「これからの邦楽界のためにも技術
を受け継いで欲しいと」いっていただき感謝しております。
来年度ある九州組合の方からもお誘いいただきました。
少しでも邦楽界発展のために普段から何か発信して行ける場に
して行きたく思っております。
全邦連のみなさま、大変お世話になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
兵庫県加古川市の和楽器専門店 アコヤ楽器
ブログ担当 三代目の安藤 剛です。
みなさまこんにちは。
毎年子どもの日に加古川・平荘湖の本岡家住宅
で箏の演奏に合わせ幼稚園児が歌声を披露しました。
今年は残念ながら参加できずお手伝いできませんでしたので、
主催の「筝曲・梛の会」さんから新聞記事いただきました。
本岡家住宅は県立指定文化財のかやぶき民家で、このような素晴らしい建物です。
カヤや天然の材木は音色を柔かく響かせる効果があるで、
箏(和楽器)ととても相性が良いんです。
ここで三味線の音色も聴いてみたいですね。
では、昨年の写真を参考に見ていただきましょう。
鯉のぼりも登場したり...
箏を伴奏に踊り歌います。
園児たちのコメント
「またここで歌を歌いたい」
子どもたちが伝統的な日本の建物で日本の和の伝統音楽
に触れ、いい体験をすることでスクスク育って行ってくれるの
ではと思っております。
いつもそう思わせてくれる素晴らしい場であります。
来年はぜひお手伝い・参加させて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
和楽器演奏会のお知らせがあります。
当道音楽会 設立110周年記念 第134回定期演奏会
糸の季~太棹・地歌三絃・筝によるコラボレーション~
日時 平成27年5月24日(日) 12時開演
場所 国立文楽劇場 TEL 06-6212-2531
入場料 3,000円
ご招待券をいただいております。
ご興味のある方はお声かけて下さい。
太棹・地歌三絃・箏のコラボレーションをお楽しみ下さい。
邦楽振興基金助成事業
助成 公益財団法人 朝日新聞文化財団
【主催】
公益社団法人 当道音楽会
大阪市中央区上本町西4丁目 TEL06-6768-1913
URL http://www.todo-ongakukai.jp
【和楽器販売・琴・三味線・琴糸締め・三味線張替・和楽器修理・出張】
〒675-0065 兵庫県加古川市加古川町篠原町74
JR加古川駅 南西 徒歩2分
AM 10:00~PM 6:00 定休日 日曜日(祝日は営業)
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