伊勢に行くのは、小学校の修学旅行以来です。
その時伊勢神宮に行ったのか?当時を思い出し記憶を
たどりましたが思い出せませんでした。行ってみるとここ
に来るのは初めてなんだということがわかりました。
当日は朝から大雨。兵庫県では普段降らない激しい雨です。
雨の多い紀伊半島はいつもこんな激しい雨が降るんでしょうか。
到着後習わし通り、外宮→内宮と参拝することに。
外宮と内宮が車で約10分離れていることを知りスケールの
大きさを感じました。 雨で特に澄み切った空気なんでしょう。
参拝の方は皆傘をさし口数も少ないので余計に神聖な空気
を感じました。
外宮の1500年前から毎日欠かさず1日2回神様にお食事を供える
お祭りが続いているとの話を聞いていたので、どういう場なのか
とても興味がありました。 2年前に行った出雲大社に行く前から
出雲と伊勢はセットと考えていたので、やっとここでつながったん
案内板を読むと豊受大神宮(外宮)はお米をはじめ衣食住の
恵みをお与えくださると書いてあります。
昨年、兵庫県神崎郡の前田菜園さんから無農薬、無化学肥料
の有機栽培野菜をいただいて以来、いい食材を普段から食べよう
という意識が出て来てます。
店のある加古川には、いいお米もありますし生活の一部から
参道は照葉樹の美しさが格別で、雨に降られながらでも
心地よく歩くことが出来ました。
檜のいい香りがする「正宮」に豊受大御子神が祀られてます。
建物の美しさや普段目にすることのない大きな空間があり感動しました。
とても気持ち良いまま内宮に移動すると、道中にお土産屋などが
連なり途中に和太鼓の演奏があったりし、少し外宮とは違う空気
でした。しかし、内宮の鳥居をくぐるとこの大雨にとかかわらず凄く
多くの人が参拝されておりとても清々しいものです。
黙々と歩いて参拝される姿は、日本の独特の良き姿であり
日本人として誇れるものです。
和楽器・日本の伝統文化の仕事をさせていただく者として、
これ以上ないぐらいの贅沢なものがこの場にありました。
また、必ず参拝に来よう。次は晴れの日にゆっくり来たいです。