真夏です。とても暑いです...
三味線の皮がよく破けます(僕は、皮が悲鳴を
あげるとも表現します)
三味線をされている方が１番恐れている光景
が「これ」かも知れません。
これは、あるプロ津軽三味線奏者のお客様・事例
表皮が破れ、裏皮がずれています。
お話を聞くと、移動も多く温度・湿度環境差が激しいのが
1番の原因かも知れません。
梅雨が明け完全な夏日に入ると張替の仕事がとても増えます。
お客様が、がっくりした顔で三味線をお持ちになられる光景は
嬉しいものではありません。
では...
破れないのはどうしたらいいの？と必ず聞かれます。
皮が破れない方法は、100％絶対とは保障できませんが
ある程度の対策をすると防げるんではないかと思います。
1. 三味線をよく弾いて下さい。
2. 環境の変化が多い場所の保管は避けて下さい。
3. 皮に覆う和紙や湿度調整剤をまめに交換する。
(期限がきれても使われる方が多い)
三味線をされているお客様にはしつこいように
言いますので、うっとおしがらず聞いて下さい。
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